太陽光の有効活用が復活のきっかけに!
〜わずかな光から漁業の復活へ〜
業種・漁協支所
従業員数・30名
背景
東日本大震災直後、津波により被災した宮城県の漁協に従事している漁港の人達の生活を再建するためには、まず漁協事務所を機能させることが重要でした。
漁の再開のためにもどうにか支所としての体制を取り戻すため、震災後一般電力がまったくないなか、最低限の電力で業務や復興作業に努めざる得ない状況でした。
課題
一般電力もガソリンなどもないので、限られた太陽光パネルと蓄電池を活用して業務を再開しました。
通常の蛍光灯を使用すると消費電力が多く思ったような作業や業務ができませんでした。
・明るい照明も必要。
・PCや電話、FAXを使用できるようにしたい。
・いつ一般電力につながるかわからないので、永続的に使用できるシステムが必要
ティー・エム・エフ・アースと菱洋エレクトロは、課題を解決し、さらに平時でも活用できるシステムを提供しました | |
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太陽光のみでは不安で、永続的に使用できるシステム | |
照明の電力を最小におさえて、かつ机上照明を確保する照明システムにより、PCや電話、FAXなどの電源を確保 | |
一般電力もつなげることができ、一般電力復旧後も使用できるシステム |
そこで、特殊な反射板(リフレクタ)を採用した直管型のLED照明の器具効率を向上させたシステムを、ティー・エム・エフ・アースと菱洋エレクトロが提供しました。
この反射板は特殊な鋼板で集光・反射させ、わずかな電力で作業や業務ができます。
机上の照度を確保しながら、通常の蛍光灯2本に比べ、リフレクタ付1本のLEDは電力が4分の1になります。
これにより、ティー・エム・エフ・アースと菱洋エレクトロは、環境省の省エネ照明デザインアワード審査員特別賞を受賞しました。
部材の選定におけるポイント
<LED照明>
■使用電力量を最小におさえながら、机上照度を確保できる
<太陽光パネル>
■沿岸部設置のため、塩害対策パネルが必要
<リン酸鉄リチウムイオン電池>
■長く、かつ効率的に使用できるバッテリー
■釘で突き刺しても爆発しない安全なバッテリー
<蓄電池>
●災害時の停電時に、使いながら蓄電することが可能な照明システムに
より、安全、安心を確保します。
学校、幼稚園、保育園、老人ホームなど
<ソーラー街路灯>
●平時には、通常の照明として利用しながら、緊急時、災害時には一般
電力を使用しない太陽光だけで自動動作ができる照明の構築もできま
す。
●避難場所の目印になる照明として活用。
公民館周辺、自治会館など
その他
・これらの事業をこれから始める方に、システム提案はもちろん、太陽光パネル、蓄電池、充放電コントローラー、
LED照明、ポールなどの部品販売についてノウハウとともにご提供します。
高知県の津波避難タワーの照明システムに導入されました。
・大型の太陽光パネルと蓄電池、複数のLEDを組合せた集中型(コン
トローラーとバッテリー1つ対して複数のLEDを組合わせ)の自立
照明システムです。
・日照により、自動点灯、自動消灯するシステムです。
・7日間の無日照にも対応し、停電時でも太陽光&蓄電シス
テムによる照明により、安心、安全を担保します。
・変換用のDC/ACインバータを用いて、AC出力も用意。スマート
フォン、携帯電話の充電や緊急無線の電源にも活用できます。
さらに詳しい情報は、ティー・エム・エフ・アースのサイトでご確認ください。
まとめ
緊急時、災害時に最も重要なのは、安心、安全を確保するための照明と通信手段を確保するための電源です。
準備は早過ぎるということはありません、今すぐ当社へお問い合わせください。